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【動画】第104回インディ500、最後のプラクティス「カーブデイ」が終了。佐藤琢磨選手は4番手のスピードを記録

第104回インディ500の決勝前最後の走行となる「カーブデイ」が、8月21日(金)にインディアナポリス・モータースピードウェイで行われた。

通常のレースとは異なり、インディ500では決勝日の前週に33台のスターティンググリッド順が決定し、決勝レースの2日前となる金曜日に「カーブデイ」が行われる。なお、カーブデイとはカーブレーションデイの略。レース本番前に最後のキャブレター(カーブレーター)調整を行う走行時間という意味だ。

そのカーブデイで、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 パナソニック・ピープルレディ・ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨選手は、224.580mphをマーク。総合4番手のスピードを記録している。

トップスピードを記録したのは、昨年は予選落ちしたため今年ルーキー扱いとなるパトリシオ・オワード(アロウ・マクラーレンSP)。2番手にスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、3番手にアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、そして4番手の佐藤琢磨選手と歴代インディ500ウィナーのホンダ・ユーザーが並んだ。

インディ500ウィナーに与えられるボルグワーナー・トロフィーを囲んで、優勝経験者8名が記念撮影。前列左からアレクサンダー・ロッシ、ウィル・パワー、ライアン・ハンターレイ、佐藤琢磨。後列は左からシモン・パジェノー、エリオ・カストロネベス、トニー・カナーン、スコット・ディクソン

しかし先週末の予選2日目でポールポジションを獲得したマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・ハータ)は、28番手と調子が上がらず。またフェルナンド・アロンソ(アロウ・マクラーレンSP)は23番手となった。

104回の歴史上、初めて無観客レースで行われる第104回インディ500は、現地時間の8月23日午後1時にグリーンフラッグが切られて500マイル=200周のレースが開始される。


佐藤琢磨選手コメント
「順調なカーブデイだったと思います。念のため確認したかったことをいくつかチェックし、期待どおりの結果が得られました。僕たちは準備が整っていると信じています。(チームのドライバー)3人はデブリーフを行ない、データを確認する予定です。チームのメンバーは素晴らしい仕事をしました。日曜日が待ちきれない気持ちです」

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)