全方位を進化させたコンプリートカー「フリード Modulo X」がマイナーチェンジ! ボディカラーも新色を追加
ホンダは、専用のカスタマイズパーツを量産工程で装着し、販売するコンプリートカーブランド「Modulo X」シリーズの「FREED Modulo X」をマイナーチェンジして発売を開始した。
今回のマイナーモデルチェンジでは、熟練のエンジニアによる人の感覚を大切にした開発をさらに追求することで、従来ご好評をいただいている上質でスポーティーな走りを、さらに深化させているという。
もっとも大きな変更はエクステリアで、新設計の専用フロントエアロバンパーや専用フロントグリルにより印象が一変したほか、専用LEDフォグライトでロー&ワイドな存在感を演出。バンパーのサイド部分には新たに凸状のフィンが追加され、Moduloブランドが掲げる”実効空力”コンセプトをさらに高めている。
計3つのエアロフィンを設けることで、”実効空力”コンセプトに基づく走行性能をさらに追求。Modulo Xシリーズの特長である『上質でスポーティな乗り味』を磨き上げることで、ドライバーには爽快な走りを、同乗者にも快適な乗り心地を提供するべく進化したそう。
パワートレインは1.5リッター直列4気筒を搭載するガソリン車のほか、1.5リッター+モーターのハイブリッドの計2モデル。ガソリン車はCVT、ハイブリッド車は7速DCTが組み合わされる。駆動方式はFFのみだ。
インテリアでは従来モデル同様、インパネ部分の多くをピアノブラック仕上げとするなど、スポーティさを強調した仕上げがなされる。シート表皮はプライムスムースを基調としたコンビシートという点は変わらないが、シート中央部分は従来モデルのファブリックからスェード調へと素材が変更され、質感の向上とともに体の滑りを抑制してくれる。
背もたれ部分に「Modulo X」のロゴが刺繍される点に変更はなく、ブラック基調のインテリアカラーと合わせ、乗員に特別感を演出してくれる。乗車定員は6名または7名で、6名乗員仕様は2列目シートがキャプテンタイプ、7名乗員仕様は3人がけのベンチタイプとなる。
【FREED Modulo X主要装備】
<エクステリア>
・専用フロントグリル
・専用フロントエアロバンパー
・専用サスペンション
・専用15インチアルミホイール
・専用サイドロアースカート
・専用リアロアースカート
・専用LEDフォグライト
・専用フロントビームライト
・専用リアエンブレム(Modulo X)
・専用ドアミラー(クリスタルブラック・パール)など
<インテリア>
・専用ブラック コンビシート
(プライムスムース×スエード調/Modulo Xロゴ入り)
・専用本革巻ステアリングホイール
(ディンプルレザー&スムースレザー/ピアノブラック調)
・専用フロアカーペットマット
(プレミアムタイプ/Modulo Xアルミ製エンブレム付)など
ボディカラーは全4色で、注目はプレミアムクリスタルレッド・メタリック(有料色で5万5000円高)が新設定されたこと。そのほかプラチナホワイト・パール、クリスタルブラック・パール、ミッドナイトブルービーム・メタリック(有料色で3万3000円高)となる。
ホワイト系/ブラック系/ブルー系というラインナップはマイナーチェンジ前のモデルと同じだが、従来はホワイトオーキッド・パール、プレミアムスパークルブラック・パール、コバルトブルー・パールであったため、レッド以外の3色は系統こそ変わらないもののボディカラーは4色すべてが新色となっている。
また9インチ プレミアムインターナビ「VXM-207VFNi(Gathers)」を装着した車両も用意されており、その際の車両価格は23万5400円(税込)のアップとなる。起動時にフリードModulo Xの画像が現れる専用オープニング画面が設定されているほか、フロント用ドライブレコーダー「DRH-204VD(32GBキット)」もセットとなっている。
居住性と使い勝手の良さを兼ね備えた、”ちょうどいい”で人気のフリードに『走る喜び』をプラスしたフリードModulo X。車両価格はいずれも税込でガソリン車が295万200円(6名)〜297万2200円(7名)、ハイブリッド車が325万6000円(6名)〜327万8000円(7名)となる。
なお2020年6月20日に発売予定のホンダスタイル98号では、新型フリードModulo Xの進化について、マイナーチェンジ前のモデルと比較試乗! 定評のあった質感の高い走りっぷりがどのように”深化”したのかをレポートするのでお楽しみに!
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)
https://www.honda.co.jp/FREED/modulox/