大型ツアラーの「ゴールドウィング」シリーズに、アンドロイド・オートが適用開始
ホンダは、大型ツアラーの「Gold Wing(ゴールドウィング)」シリーズへ「Android Auto」を適用した。現行Gold Wingシリーズより、Android端末を所有するオーナーも、音楽再生やナビゲーション機能、通話・メッセージ機能などシームレスにつながる各種アプリケーションサービスが利用可能になる。
ゴールドウィングの現行モデルは、2018年4月より日本国内で販売開始。初代モデルが登場したのは1975年で、アメリカ市場に「GOLDWING GL1000」として発売されて以来、40年以上に渡ってホンダのフラッグシップ・モデルとして進化を続けている。
販売のメインとなる北米市場では、2017年10月より現行モデルが投入され、Apple CarPlayを二輪車として初採用。快適ななライディングをアシストするナビゲーション機能をはじめ、アプリケーションに特化したサービスを備えることで多くのライダーから好評を集めている。
今回、適合開始となったAndroid Autoは、シンプルなインターフェイスと音声入力機能を通じて、ライダーが運転への集中を保てるよう設計されている。Googleアシスタントの使用により、運転中にハンドルバーから手を離すことなく、お気に入りの音楽、メディア、またはメッセージアプリへ簡単にアクセスできるようになった。
なお日本国内では、2020年6月15日よりソフトウェアの更新方法がホームページにて告知される予定とのこと。今後は適用対象モデルを拡大することで、より多くのライダーにさらなる快適と利便性を提供していく、としている。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)