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ステップワゴンがマイナーチェンジ。シート表皮素材が変更のほか、SPADAに通常テールゲート仕様も追加設定

ホンダは、3列シートミニバンの主力モデルである「STEP WGN(ステップ ワゴン)」をマイナーチェンジし、2020年1月9日(木)より販売を開始した。

今回のモデルチェンジでは、外観における変更点は少ない。車名表記においては、ハイブリッドモデルが2019年10月の東京モーターショーにおいて発表された、ホンダの次世代電動化技術の総称である「e:HEV(イー エイチイーブイ)」へと変更され、テールゲートに備わるエンブレムも一新された。

そのテールゲートでは、現行ステップワゴンのアイデンティティでもあった「わくわくゲート」を装備しないモデルが追加設定されたことも注目されるところ。

上方へ向かって開く通常の開口方式に加え、車体中央やや左部分から扉のように開けることもできることで利便性を高めた「わくわくゲート」だったが、テールゲート自体の重量増や後方視界の確保という点で改良を望む声に応えたかたちだ。

従来より、最廉価グレードとなる1.5Bでは通常テールゲートを備えていたが、今後はSPADAおよびe:HEV SPADAにおいて、「わくわくゲート」を装備しない仕様も選択可能となる。

STEP WGN e:HEV SPADA G・EX Honda SENSING(FF) 車体色はオブシダンブルー・パール

STEP WGN SPADA・Cool Spirit Honda SENSING(FF) 車体色はプレミアムスパークルブラック・パール

そしてファミリーユースの多いステップワゴンだけに、SPADAおよびe:HEV SPADAのシート表皮には、撥水撥油加工をほどこした「FABTECT(ファブテクト)」を採用。油汚れがついたり飲み物をこぼしたりしても、拭き取りやすく、シミになりにくいシートとなった。小さいお子様のいるオーナーにとっては、嬉しい装備となりそうだ。

e:HEV SPADA G・Honda SENSINGのインテリア。2列目シートはキャプテンタイプが標準で、3名乗員のベンチシートはオプション設定

ボディカラーは全10色で、ベースカラーがオブシダンブルー・パール/モダンスティール・メタリック/ブルーホライゾン・メタリック/クリスタルブラック・パールの4色。そのほか有料塗装色でフォレストグリーン・パール/プレミアムスパイスパープル・パール/プレミアムスパークルブラック・パール/プラチナホワイト・パール/スーパープラチナ・メタリック/
プレミアムディープロッソ・パールが用意される。

STEP WGN G・EX Honda SENSING(FF) 車体色はスーパープラチナ・メタリック

車両価格はG・Honda SENSINGおよびG・EX Honda SENSING(FF/4WD)が271万4800円〜313万9400円。SPADA・Honda SENSINGおよびSPADA・Cool Spirit Honda SENSING(FF/4WD)が292万500円〜332万900円。

e:HEV SPADA G Honda SENSINGおよびe:HEV SPADA G・EX Honda SENSINGはFFモデルのみで、価格は342万7600円〜364万1000円となる。

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)