【TAS20】フリードModulo Xが2020年モデルにマイナーチェンジ!? 東京オートサロンのホンダブースは必見だ
2020年1月10日から12日まで、千葉県・幕張メッセにて開催される「東京オートサロン2020」。多くのアフターマーケットパーツメーカーが新作パーツやデモカーを展示する、クルマ好きにとって新年の幕開けを告げる一大イベントだ。近年では自動車メーカーブースでもカスタマイズモデルや新型車両の出展も多く、注目となっている。
そんな東京オートサロンのホンダブースでは様々な新型車両が展示される予定だが、そのなかでも気になるのは「FREED Modulo X Concept 2020」だ。
「ちょうどいいホンダ」のキャッチコピーとともに登場した5ナンバーミニバン、フリードが誕生したのは2008年のこと。現行モデルは2016年に登場した2世代目で、Modulo Xは2017年12月に発売された。
Modulo Xとは、ホンダ純正アクセサリーの開発・販売を手がけるホンダアクセスによるコンプリートカー・シリーズ。Moduloブランドの「実効空力」コンセプトに基づき、デザインだけでなく実際に運動性能向上に寄与する形状を目指したエアロパーツや、全方位的に走りの質感を高めたサスペンション、ホイールなどを装備する。
また外装だけでなく、内装でも本革巻きレザーステアリングや専用シートをはじめとする上質さあふれるインテリアを持ち、フリード Modulo Xはベース車両フリードの魅力をさらに高めたモデルとして人気となった。
その後、フリードは2019年にマイナーチェンジを受けてフロントフェイスまわりを中心として内外装のデザインを一新。また安全装備の「Honda SENSING」が全タイプに標準装備となり、後方誤発進抑制機能を追加するなど変更を受けた。と同時にModulo Xもラインナップから姿を消していたため、Modulo Xの存続についても注目されていたが、「FREED Modulo X Concept 2020」がこのまま市販型となるのだろうか。
「FREED Modulo X Concept 2020」の画像は外観しか発表されていないため、インテリアの意匠については東京オートサロン2020の会場で確かめるほかはない。外装においてはヘッドライトやフロントグリル、バンパーが変更されたほか、リアアンダースポイラーも形状およびカラーが変更されているように見える。
2019年12月には、Modulo Xシリーズ第6弾となるヴェゼルModulo Xも発売されるなど、ますます存在感を高めるModulo Xシリーズ。2020年2月に発売予定の新型FITをベースとした「FIT Modulo X Concept」も、東京オートサロン2020に展示される予定となっている。そちらにも注目だ。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)