純正形状スポーツサス、SHOWA TUNINGの「EVOLUTION “極”」にVEZEL用がラインナップ
4輪&2輪のサスペンション(ショックアブソーバー)やパワーステアリングなどの製造メーカーとして知られるSHOWA(ショーワ)。同社製品はオートバイや自動車メーカーとタッグを組み、数々のレースシーンで活躍している。
そんなSHOWAの、F1をはじめとするモータースポーツ活動からフィードバックされた、高い技術と品質を背景に開発した純正形状サスペンションが「SHOWA TUNING」シリーズだ。SPORTS/COMFORTに加え、それぞれの極限の性能を追求した「EVOLUTION “極”(KIWAMI)」そして「EVOLUTION “柔”(YAWARA)」の4シリーズが存在する。
そんな「SPORTS EVOLUTION “極”」シリーズに、VEZEL用サスペンションがラインナップ。初期型ハイブリッドのFFモデル(RU3型)に対応するスポーツサスで、スプリングレートはフロント:24.0N/mm、リア:23.0N/mm。前後とも約15mmのローダウンを実現する。
ダンパー本体には、路面からの入力や車速変化、ステアリング操作などにより自動的に減衰力を連続的に変化させる「SFRD(Sensitive Frequency Response Damper/周波数応答式可変ダンパー)」を採用。様々な状況下において乗り心地と操縦安定性の両立を実現した。
また、微小ストローク領域でのフリクション特性を適正化し、乗り心地も向上させるニューダンパーオイルを採用。「S-SEES(エスシーズ/Showa Super Empowering Efficient Suspension)」と呼ばれるダンパー内部の摺動部品(オイルシール、ブッシュなど)も全面改良され、より高い走行性能を実現している。価格は14万8600円(税別)となる。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)