【MotoGP】マルク・マルケスが4年連続6回目のシリーズチャンピオンを獲得!
2019 FIM ロードレース世界選手権シリーズ・第15戦タイGPにおいて、レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)のマルク・マルケスが優勝。4年連続6回目のシリーズチャンピオンに輝いた。
3年連続チャンピオンとして迎えた2019年シーズン、マルケスはホンダのワークスマシンであるRC213Vを駆り、開幕戦で2位。第2戦では優勝を飾った。
第3戦アメリカズGPでは表彰台を逃したものの、その後は優勝8回、2位4回とすべてのレースで表彰台に登壇する安定した戦績でポイントを獲得。全19戦で争われるMotoGPクラスにおいて、4戦を残してシリーズチャンピオン獲得を決定するという圧倒的な強さを見せた。
マルク・マルケスは、2008年にロードレース世界選手権125ccクラスにデビュー。2010年に同クラスのチャンピオンとなると、翌2011年はMoto2クラスにステップアップ。そして2012年にMoto2クラスを制した。
そして2013年には、いよいよレプソル・ホンダ・チームからRC213Vを駆りMotoGPクラスに参戦。デビューイヤーに史上最年少でのシリーズチャンピオンを獲得すると、翌2014年には開幕10連勝を含む年間13勝を挙げ、2年連続でチャンピオンに輝いた。
その後2015年はシリーズ3位となるが、2016年より再び黄金期を迎え、みごとに4年連続シリーズ・チャンピオンを獲得した。なお第15戦タイGP終了時点におけるマルク・マルケスのMotoGPクラス通算成績は、ポールポジション獲得61回(史上1位)、通算53勝(史上4位)となっている。
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)