新型フリードのエクステリアを先行公開。SUVテイストの新グレード「CROSSTAR」も追加設定
ホンダは、10月18日(金)にマイナーモデルチェンジを予定しているコンパクトミニバン「FREED(フリード)」そして「FREED+(フリードプラス)」に関する情報を、ホームページで先行公開した。
フリードは2008年に登場したコンパクトミニバン。『ちょうどいいホンダ!』というキャッチコピーがCM内で使われたように、5ナンバーサイズの小さな車体ながらフリードでは3列シートを備えるなど、高い実用性で人気となった。現行モデルは2016年に登場した2代目で、3列シート仕様のフリードと、2列シート仕様のフリード+とが存在し、いずれもガソリン車とハイブリッド車が用意される。
そんなフリードは、今秋にモデル追加を含むビッグマイナーチェンジを受ける。フロントグリルやバンパーなどのデザインが一部変更されるほか、運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を全車標準装備。新たに後方誤発進抑制機能が追加された。
とくに大きく印象を変えているのがフロントマスクで、従来モデルはヘッドライトとグリルが一体となったデザインを採用していたが、今回のマイナーチェンジではエンブレムの周辺までをボディ同色とすることにより、グリルレスを思わせる。どことなく3代目ステップワゴンの雰囲気にも似ているような……。
いっぽう内装に関してはまだ発表がないものの、公開されたインパネ写真を見ると形状変更はなさそう。全体的にブラウンを基調としたデザインになっており、乗員に暖かみを感じさせてくれるインテリアだ。
そして注目なのが、クロスオーバー風のエクステリアデザインを持つ新グレード『CROSSTAR(クロスター)』が新設定されること。標準モデルに比べると、フロントグリルやバンパー、ホイール、メッキ調ルーフレールといった専用の外観装備が与えられている。
インタリアでは、ブラウンを基調とした標準車に対し、CROSSTARではブラック基調とされシックなイメージを強調。さらにシート表皮もカモフラージュ柄の専用デザインとなっているようだ。
新型FREEDの先行公開ページのアドレスはこちら。
https://www.honda.co.jp/FREED/new/
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)