インディアナはガソリンが安い! アメリカの最新燃料費事情
2019年も5月下旬を迎え、ボチボチ前半戦が終わろうとしている。インディカー・シリーズやIMSAシリーズを取材するため、1月からフロリダ、アラバマ、カリフォルニア、イリノイ、インディアナの各州を訪れてきた。
今いるのは、インディアナ州の州都であるインディアナポリス。先日ガソリンを入れたら、レギュラーが2ドル89.9セント(1ガロン=約3.79リットル)だった。コレってアメリカの中でも結構安い! 自分的には今年一番の安さのはず。先月行ったカリフォルニア州ロス・アンジェレス界隈じゃ、3ドル95.9セントもしてたからね。
空港そばのガソリンスタンドとかだと、もっと高い。レンタカー返す時、満タンにしないといけないでしょ? そういう人を狙ってんだよね、アレ。フリーウェイのランプ付近も、お値段高め。……しかし、同じ国の中で、1ガロンあたりで1ドル以上もガソリン価格が違うんだから、驚く。
US1ガロンは約3.79リットル。近頃は1ドル=110円ぐらいなので、インディアナのガソリンは1リットル=84円ほどってことだね。高いカリフォルニアでも115円程度と、近頃ガソリン価格高騰気味の日本(レギュラーで140円オーバーとか!?)に比べると、かなりお安い。おかげで距離を気にせずアチコチ行けている。
ハーツから借りているフォルクスワーゲン・ジェッタの燃費は、ダッシュボードに表示されてるデータによると、「給油以来36マイル/ガロン」。リッターあたり15kmちょっとってことか。ほぼ渋滞なし、ストップ&ゴーも少ない街なので、燃費は良さげ。助かってます。
そしてアメリカのフリーウェイでたまに見かけるのが、いちばん最初の写真。トレーラーがテールゲイトの上下左右に延長するパネルを装着して走ってた。燃費向上が狙いなんだよね、あれ。どんぐらいの節約に繋がるのかは知らないが……。
アメリカだとトレーラーは長距離をガンガン走るし、ディーゼルの燃料である軽油は値段が高い(高率の税金が価格に含まれてる)んで、効果があるなら装着した方が絶対お得と思う。とはいえ、あのパネルを装着した車両をあんまり見かけないのは、効かないってことなのか?
(text:Hiko AMANO 天野雅彦)
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