34号車Modulo KENWOOD NSX GT3が2019年の新カラーリングを発表!
2019年4月13日〜14日に開幕戦が行われるSUPER GTシリーズ。その開幕戦の舞台である岡山国際サーキットにて、3月16日~17日の2日間にSUPER GT公式テストが行なわれた。
その初日の13日土曜日には、GT300クラスで参戦2年目を迎えるModulo Drago CORSEが、34号車Modulo KENWOOD NSX GT3の2019年仕様のカラーリングを初披露した。
「ダイナミック」をテーマにデザインされた2019年仕様のカラーリングは、マットブラックをベースに赤と白を組み合わせるパターンは2018年と同様ながら、白の部分が増えたことで爽やかな印象を強めている。また、赤色についても昨年とは少し色味の異なる赤になっているという。
2019年仕様の34号車Modulo KENWOOD NSX GT3は、アップデートキットが装着され「NSX GT3 Evo」となったことが最大の特徴。基本的なシルエットに変更ないが、フロントバンパー下に備わるスプリッターや、ダクトを備えるフロントフード、フロントフェンダー、リアバンパー、リアディフューザーといったあたりが変更され、アグレッシブな印象を与える。またリアウイングについてもサイズが拡大されたという。
すでにチームはマレーシアのセパン・サーキットや、3月1日〜2日に行われた「モースポフェス 2019 SUZUKA」で走行を行っているが、道上 龍選手、大津弘樹選手はともに「リアの安定感が高まった」と話しており、ドライビングのしやすさを挙げてくれた。
さらにマシンと同様、2019年シーズンはドライバーのレーシングスーツもカラーリングを一新。昨年の白ベースから一転、こちらも黒を基調にしたカラーとなり、精悍さを感じさせるデザインとなった。
今回、GT300クラスに参戦する34号車Modulo KENWOOD NSX GT3のカラーリングは、同じくModuloがタイトルスポンサーを務める、GT500クラスの64号車Modulo EPSON NSX-GTとイメージを共有するデザインとなっている。
いよいよ開幕する2019年のSUPER GT。34号車と64号車のダブル表彰台、さらにはアベック優勝に期待がかかる。
(TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)