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【18SEMA】マニア心をくすぐるSEIBONの新型NSX!

新型シビック・タイプRのカーボン製ボディパーツを多数リリース(紹介記事はこちら)した『SEIBON』は、同じくカーボン製ボディパーツを装着したNSXも展示。純正のスタイリングを活かしつつ、さらにプレミアムスーパースポーツらしさを演出している。

純正のフォルムを生かしつつ、カーボン製パーツに置き換えることで軽量化とスポーティさを演出。リアスポイラーは純正品

装着されているのは、素材にレッドカーボンを採用した純正形状フロントフード、同トランクリッド、そしてカーボン製フロントリップスポイラー、サイドスカートなど。あくまで純正のスタイリングを崩さず、上品なカスタムという印象だ。

レッドカーボンと呼ばれる素材を用いたフロントフード。近づいて見ると格子状のカーボン柄に赤色が混じっているのがわかる

リアのトランクリッドもレッドカーボン製。ルーフやリアスポイラーの純正カーボンとは異なりマット仕上げとされた

ほどよくローダウンされた脚まわりは、MOTON SUSPENSION TECHNOLOGY製ダンパーにEIBACH製スプリングの組みあわせ。マフラーはFI EXHAUST製を装着する。

エンジンカバーもSEIBON製。純正カーボン素材に比べ光沢ある仕上がりが特徴だ。インテークパイプはHPSパフォーマンス製

ホイールは前後ともYOKOHAMA ADVAN Racing GTプレミアムバージョンをチョイス。サイズはフロントが20×9J +47、リアは21×12J +45を装着する。

グロスブラック仕上げのホイールに赤いキャリパーが映える。あえて初代NSXのロゴデザインに変更されているのもニクい

タイヤはMICHELINパイロットスポーツ4Sで、サイズはフロントが265/30R20、リアは325/25ZR21。純正サイズがそれぞれ245/35ZR19と305/30ZR20だから、2サイズ幅広の組み合わせとなる。

純正では赤地に黒色のNSXロゴとなるキャリパーだが、前後とも白色で初代NSXのロゴが刻まれる

2016年の発売から3年目を迎え、徐々にカスタムシーンでも姿を見かけることが増えてきた新型NSX。車両価格帯やクルマのキャラクター的にも、タイムアタックシーンで活躍するようなチューニングではなく、純正のスタイリングを活かした”カスタム”が主流になるはず。

欧州メーカーの車両にも負けない、「プレミアムスーパースポーツ」新型NSXの魅力を引き出すパーツ展開に期待したい!

(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)