Honda好きが堪能できる、Hondaスピリッツ溢れる情報誌
  1. TOP
  2. MOTORSPORTS
  3. “鈴鹿10時間”はModulo Dragoオールスターで参戦!!

“鈴鹿10時間”はModulo Dragoオールスターで参戦!!

2017年まで開催されていた鈴鹿の夏の風物詩、鈴鹿1000kmが終了したのにともない、今年2018年8月24日(金)~26日(日)に開催される『第47回サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レース(以下、鈴鹿10時間)』。これまで46回に渡って開催されてきた鈴鹿1000kmを引き継ぐべく開催され、世界中で使用されているFIA GT3規格のレーシングカーによって争われる。

10時スタート〜20時フィニッシュというレース時間や、賞金総額は1億円というスケールなど、これまでの国内レースとは異なるこのレースには、SUPER GTのGT300クラスに参戦しているチーム/マシンも多くエントリーを表明しており、なかでも注目なのがModulo Drago CORSEだ。

GT300ではチーム代表兼ドライバーの道上 龍選手、そして若手の大津弘樹選手というコンビで34号車Modulo KENWOOD NSX GT3を走らせているが、鈴鹿10時間では第3ドライバーとして小暮卓史選手の起用が発表された。

2015年SUPER GT第6戦(SUGO)決勝レースのグリッドにつく#15 Drago Modulo NSX CONCEPT-GT

長年にわたってホンダのエースドライバー格として活躍する小暮卓史選手は、2015年にはSUPER GTのGT500クラスに15号車Drago Modulo NSX CONCEPT-GTのドライバーとして参戦。今回の鈴鹿10時間は、Moduloそして道上選手とは3年ぶりにタッグを組むことになる。

今年もGT500に参戦している小暮選手は、開幕戦の岡山で優勝を果たすなど好調さをアピール。「小暮劇場」とも称される熱い走りっぷりを、鈴鹿10時間でもたっぷりと見せてくれそうだ。

小暮卓史選手コメント
「GT300クラスに初めて登場したNSX GT3について、興味を持っていましたが、Modulo Drago CORSEから今年の“鈴鹿10時間”でドライブする機会をいただけることになり、大変うれしく思っています。GT3マシンで10時間を3人で走る大変さもありますが、世界の強豪が参戦する耐久レースへの出場ということをしっかり認識して、悔いのないレースをしたいと思います。HondaをはじめModuloファンの皆さんのご声援を、よろしくお願いします」

Modulo Drago CORSEドライバー 道上 龍選手コメント
「Modulo Drago CORSEで参戦する“2018鈴鹿10時間”に小暮卓史選手をドライバーとして迎え入れるにあたり、まずは気持ち良く送り出していただいた金石勝智監督はじめ関係者の皆様に感謝の意を表します。今年の小暮選手はSUPER GT 500クラス開幕戦で優勝し、調子の良さがうかがえ、チームとしても期待が膨らみます。10時間という長いレースで展開の想像はつきませんが、優勝を目指してチーム全員が力を合わせて頑張りたいと思います」

Modulo Drago CORSEドライバー 大津弘樹選手コメント
「道上代表と小暮選手というビッグネーム2人とNSX GT3マシンでレースを一緒に戦えることを、まずは素直に喜びたいと思います。普段のレースでは大先輩の道上さんから教わることも多いのですが、現役のGT500クラスの実力者でもある小暮選手がこのマシンをどう評価し、ドライブするのかを見ることが今から楽しみです。ファンの皆様や支援いただいている多くの方々の期待に応えられるよう、一生懸命頑張ります」

(株)ホンダアクセス代表取締役社長・松居祥二氏コメント
「ホンダアクセスは、カスタマイズブランド『Modulo』やコンプリートカーブランド『Modulo X』のイメージ醸成と次世代に向けた技術進化や人材育成に対する取り組みの一環として、今年のSUPER GT300クラスに参戦しています。今回、小暮選手と一緒に世界屈指のGT3マシンが集う、装い新たな『サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レース』への参戦が叶いました。私たちの活動が、少しでも多くのファンの皆様の喜びと、Moduloへの理解と共感につながれば幸いです」

(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)