2列シートの新型ジェイドRS、ホームページで先行公開
2018年1月に開催された「東京オートサロン2018」にて展示された、新型JADE(ジェイド)に関する情報が、ホンダの公式ホームページで先行公開された。
2015年2月に発売されたジェイドは、多くの立体駐車場で駐車できる低全高(1530mm)のボディに3列シートを備える6人乗りミニバン。当初は1.5リッターハイブリッドのみだったパワートレインに、2015年5月、1.5リッター・ターボを搭載するRSが追加された。
その走りっぷりの良さは従来のミニバンのイメージを覆すものだったが、V字レイアウトや3列にこだわったシート配置から、車内空間の狭さを指摘する声が多かったのも事実。そこで今回のマイナーチェンジでは、ジェイド最大の特徴だったシートレイアウトを一新。「ジェイドRS」は2列シート5人乗り仕様へと一新され、SPORT HYBRID i-DCDを搭載した「ジェイド・ハイブリッドRS」も設定されるという。
ボディカラーはRS専用色として「プレミアムクリスタルオレンジ・メタリック」や、ブラックルーフ仕様を追加。安全運転支援システムのホンダセンシングも、全タイプに標準装備となる。
インパネに関しては特に発表はされていないが、公開されている写真を見るかぎり大きな変更はなさそう。2列シート化されたことによりリアシートの着座感や居住性は増し、カーゴスペースもしっかり確保されているので、現在はホンダ車のラインナップから消滅してしまったステーションワゴンのポジションのモデルとして、生まれ変わったジェイドの需要はありそう。
なお、マイナーチェンジを受ける新型ジェイドの正式発表は5月を予定しているとのこと。
新型ジェイドの先行公開ページはこちら。
www.honda.co.jp/JADE/new/
(text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)