ホンダカーズさつまでModuloイベント開催(番外編)
昨年に続いての開催となった、ホンダカーズさつま 谷山店での「Moduloトークショー」は大盛況! 前編・後編でお伝えしているように、土屋圭市さん、道上 龍さんの登場に会場は大きく湧き、ここでしか聞けないSUPER GTのウラ話などで盛り上がった。
そんなイベントが行われた会場に華を添えてくれたのが、ステージMCを務めたModuloスマイルの水村リアちゃんと、Moduloホイールを装着したスーパースポーツ・NSXである。
このNSXは今回の取材に合わせ、埼玉県にあるホンダアクセス本社から鹿児島へと移動。高速道路の陸路とフェリーを併用しての大移動となったが非常に快適そのもので、デイリーユースが可能なオールラウンド・スーパースポーツであることを証明してくれた。
朝に編集部を出発し、出勤ラッシュがまだ残る首都高速を抜け、東名&新東名を経由して大阪へ。給油を兼ねて1度休憩を挟んだ以外はノンストップで走っても疲れは感じられず、純正シートの優れた形状を実感する。
フェリーターミナルに装着すると、車高の低いクルマは「低床車両」という書類に記入する必要があり、その後は段差が少なく大型トラックなどが収容される船内の低い階に案内された。
もちろんNSXの最低地上高は、通常の車検に合致するクリアランスが確保されているが、フロントリップやリアディフューザーをスロープや輪留めに接触させないよう注意が必要。
志布志港を降りると、いかにも港町といったのどかな風景が広がり、その後は鹿児島湾を反時計周りに走り、鹿児島市内を目指す。遠くに桜島を左手に望みながら東九州自動車道〜九州自動車道をドライブし、市内中心部のホンダカーズさつま・谷山店へ到着!
たくさんの来場者の方がModuloホイールを装着したNSXに注目し、同じく展示されたS660 Neo Classic prototypeやT880、FREED Modulo Xとともに大好評! イベント終了後は同じルートで志布志港を目指し、往路と同じ「さんふらわあ さつま」で大阪を目指した。
1月20日(土)の18時40分に志布志港フェリーターミナルを出港し、大阪南港コスモフェリーターミナルに到着したのは翌1月21日(日)の朝8時50分。その後は鈴鹿で別取材をこなし、編集部へ帰社したのは日付が変わるころ。
総走行距離は約1500kmで燃費は約7.8km/リッターと、スーパースポーツとしてはまずまずの数値。なによりロングドライブをしても、疲労度を全然感じないのが素晴らしい! 『最高の性能を誰にでも親しみやすく』という、新世代NSXの魅力を改めて感じた取材だった。
(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)