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【NAIAS18】前後バンパーがスタイリッシュな北米フィット

新型インサイトが発表された、今年のデトロイト・ショー。ホンダ・ブースには新型インサイト以外にも、アコードやシビックをはじめとする現行車種ラインナップが展示された。

USオデッセイやパイロットといった北米市場専用モデルはもちろん注目だけれど、HR-V(日本名ヴェゼル)やフィットといったモデルが、日本仕様とはどこが違うのか? を眺めるのも面白い。世界各国で販売されるフィットも、北米仕様は様々な箇所が専用となっている。

北米向けのフィットにはハイブリッドは存在せず、ガソリンエンジン車のみ。国土の大きさゆえか、1.5リッターの1種類となる。グレードはLX、Sport、EX、EX-Lの4車種展開で、最上位モデルのEX-LはCVTのみ。他の3モデルはCVTと6速MTの両方が用意される。

今回、展示されていたのは最上位グレードとなるEX-Lで、フォグライト内臓のフロントバンパーは北米の保安基準に対応した5マイルタイプ。日本仕様のフィットも、2017年6月のマイナーチェンジでRS他にはロングタイプのフロントバンパーが与えられたが、それらとも形状は異なる専用品。フォグランプ周辺の形状はハイブリッドや13Gなどの標準車に似ている。

それにしても、北米仕様の前後バンパーとフロントナンバープレートが備わらないだけで、こんなにカッコよく見えてしまうのはナゼなんだろう……

(photo&text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)