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S660 Neo Classicの今後はどうなる!?

九州S660オーナーズクラブが中心となり、2017年11月に開催された『第3回 頑張ろう九州! 全九オフ』。150台を超えるS660が集結した同イベントには、全9社が計10台のデモカーを出展した。

ホンダの純正アクセサリーを手がけるホンダアクセスは、ブースに2台のS660を出展。1台は開発の最終段階に入ったルーフキャリアスポイラー装着車で、もう1台は今年初頭に開催された東京オートサロンに出展された「S660 Neo Classic prototype」だ。

ツインリンクもてぎで開催された、スーパーGT最終戦時のホンダブースでも実車は展示されていたが、今年5月の第3戦オートポリスの時点では展示されていなかったこともあり、多くのS660オーナーにとって近くで見るのは初体験。

ノスタルジックさを感じさせるスタイリングには皆興味津々で、「本当に発売するのか?」「このまま売るの?」「販売開始はいつ?」「コンプリート販売? キットでも買えるの?」など、様々な質問が寄せられた。

 

そしてS660 Neo Classic prototype以上(!!)に、注目を集めていたのがこちら!

ホンダアクセスのデザイナーによるデモンストレーションでは、プロのカーデザイナーがフリーハンドでスラスラとS660を描く様子に、あちこちから驚きと感嘆の声が。とくにS660の助手席で参加したと思われるお子様は大喜びで、もしかしたらこの日の経験をきっかけに、将来のカーデザイナーが生まれるかもしれない。

2017年11月、スーパーGT最終戦(ツインリンクもてぎ)のホンダブースに展示された、S660 Neo Classic prototype。ドアを開け実際にコックピットに乗り込むことも可能だった

S660 Neo Classic prototypeに関しては、具体的な発売時期や価格はもちろん、まだ実際に販売されるかどうかの発表もない。しかし以前は「S660 Neo Classic concept」だった車名が「S660 Neo Classic prototype」へと変更になり、灯火類なども実際の法規に沿うよう変更されており、少しずつ市販化に向けて進んでいる印象。こちらも2018年1月に行われる東京オートサロンでは、なんらかの発表はあるのだろうか。

なお、150台を超えるS660とそのオーナーが集まった『第3回 頑張ろう九州! 全九オフ』の模様は、次号ホンダスタイル88号(2017年12月20日発売)で紹介します。お楽しみに!

(photo:Kazuya MINAKOSHI 皆越和也 text:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)