S660オーナー待望のルーフラックが登場…か!?
2017年11月、熊本県阿蘇郡の瀬の本高原にて開催された『第3回 頑張ろう九州! 全九オフ』。九州S660オーナーズクラブが中心となって運営された同イベントには、全9社が計10台のデモカーを出展。そのなかにはホンダの純正アクセサリーを手がけるホンダアクセスのブースもあり、おなじみのModulo製品を装着したデモカーの姿も。
そして近づいてみると、ルーフの上には大きな荷物が載せられていて、、、
軽2シーター・スポーツのS660は、運転席背後にエンジンを搭載するミッドシップ・レイアウトゆえ車両の後方にトランクスペースがなく、フロントフード下に収納ボックスは備わるものの、容量は極めて限られてしまう。『手荷物はとりあえず助手席にポイっと…』というオーナーの方も多いだろう。
その悩みに応えるべく、ホンダアクセスではS660用ルーフキャリアを開発中。装着はボディにボルト4本で固定するだけで、約10kgまでの荷物を積載することができるそう。
もちろん手軽にオープンエアでの走行を楽しめるのがS660の魅力だから、ソフトトップの脱着には影響がない。さらにエンジンルームへのアクセスも考慮されていて、キャリア装着時でもリアカウルの開閉は(指を挟んだりする心配もなく)スムーズかつスマートに行える。
さらにキャリアのサイド部は翼端板形状とされ、さしずめルーフキャリアスポイラーといった感じ。この日の展示ではS660のロゴが入れられた専用バッグが載せられていた。バッグはもちろん全天候型で、生地は防水性のもの。キャリアへはベルトで固定する。
具体的な発売時期や価格などは未定とのことだが、150台を超えるS660が集まった同イベントではS660オーナーから多くの質問が寄せられ、まさにオーナー待望の製品といった印象。2018年1月に行われる東京オートサロンで、なんらかの発表はあるのか、期待が高まる。
なお、150台を超えるS660とそのオーナーが集まった『第3回 頑張ろう九州! 全九オフ』の模様は、次号ホンダスタイル(2017年12月20日発売)で紹介します。そちらもお楽しみに!
(PHOTO:Kazuya MINAKOSHI 皆越和也 TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)