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【リア’s レポート】SUPER GT Rd.8(もてぎ)コメント

#64 EPSON Modulo NSX-GT

中嶋 悟 総監督
今シーズン、鈴鹿1000kmを勝てた事は一番大きく、嬉しい事でした。全戦で完走、そして8戦のうちの半分4戦でポイントを獲得できたことも、大きな進歩だったと思います。ドライバーも成長著しく、またメカニックも頑張って、例年以上にチームが一丸となって戦えたシーズンでした。10位というランキング 結果で終えた今シーズン、来季はもっと上を目指してさらなる成長を期待したいと思います。

ベルトラン・バゲット選手
今シーズンが僕にとって4年目のSUPER GT参戦であり、NAKAJIMA RACINGとしても4年目の年でしたが、今年がベストなシーズンだと思います。 鈴鹿1000kmを勝てたこと、中嶋監督がおっしゃった通りシーズン後半の4戦をポイント獲得で終えられたことは素晴らしいシーズンの証だと思います。ウェイトハンデの関係ない最終戦でもポイントを獲得し、またシーズン中に暑い・寒いなど異なるコンディションでも安定して走れたことは、タイヤ開発の成果の上で自信に繋がりました。ロングランに強いタイヤの開発を今シーズン通してできたと感じたので、次の課題はもっとグリップ力の高いタイヤを開発する事を目標としていきたいと思います。応援ありがとうございました!

松浦孝亮選手:
今年はチームとして大きなステップが何歩も踏めたシーズンだったと思います。僕自身、今シーズンよりNAKAJIMA RACINGに加入し、正直不安な時もありましたが、鈴鹿1000kmで優勝出来た事など、大きな自信に繋がる事が多かったと感じます。ダンロップさんはGT500では唯一のタイヤメーカーであり、これだけのタフなカテゴリーのなかで戦うのは時には大変な面もありますが、「唯一」である利点をさらに活かし、来シーズンは今年以上のポイント獲得を目標に頑張りたいです。新しいチーム、新しい速いチームメイトと共に過ごした一年はとても新鮮でした!

#100 RAYBRIG NSX-GT

山本尚貴選手:
表彰台には乗れた2017年シリーズでしたが、今シーズン通して「優勝」という結果が出せなかったことは、実力ではありますがとても悔しいです。何が解決するべき課題なのか、オフシーズンに自分なりにじっくり考えたいと思います。来シーズンは開幕戦からダッシュできるようにします。今シーズンも沢山の応援をありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

伊沢拓也選手:
今シーズンより、チーム内部の体制もかわって手探りの中スタートをし、自分も迷惑をかけてしまったレースもあったかと思います。でもシリーズランキングをホンダ勢のベストで終れたことは、来季もチームとして期待できる可能性を残して終えられたのではないかと思ってます。とはいえ、シリーズタイトル争いに絡めなかった事は非常に残念でした。まだ解決するべき課題は多いですが、来季も目標を高く頑張りたいと思います。沢山の応援を毎戦、本当にありがとうございました。

(TEXT:Leah MIZUMURA 水村リア)