第4のModulo X、フリードのデビューはいつだ?
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2017年初頭に開催された、東京オートサロン2017のホンダブースに飾られた「フリード Modulo Xコンセプト」。車名のとおり、先代N-BOX、N-ONE、そしてステップワゴンに続く”第4のModulo X”として発表が待ち遠しいモデルだが、残念ながら今秋に開催される東京モーターショー2017の出展予定車両リストのなかにも、その名前は見当たらない。
今年の8月26-27日に開催された、スーパーGT第6戦・鈴鹿1000kmの際には、ホンダブースにてS660 Neo Classicと並んで展示され多くの注目を集めていただけに、市販モデルの発表が待ち遠しい。
その手法は、これまでの先代N-BOX、N-ONE、そしてステップワゴンと同様に『実効空力』そして『四輪で舵を切る』というModuloに受け継がれるドライビング・フィロソフィに基づき、機能性に基づいた美しいエクステリア、そしてレザーシートの採用をはじめとする上質なインテリア、そして接地性に優れ、しなやかにギャップを吸収する”モデューロ脚”のサスペンションを採用する。
外観と同様、レッドをアクセントに用いた3列シートや、同色カラードタイプとされたシートベルトは非常にスポーティな印象。もちろん、展示車両はあくまでコンセプトモデルであり市販予定車両では変更されるかもしれないが、トヨタのGRや日産のNISMOといったメーカー直系のブランドが魅力あふれるコンプリートカーを展開する現在、さらなる進化を遂げたModulo Xに期待が高まる。
(TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)