「S660 ネオクラシック」は発売へカウントダウン!?
今年１月に開催された「東京オートサロン」に出展されて話題を集めた、『S660 Neo Classic Prototype（ネオクラシック プロトタイプ）』。元々は2016年に出展された「S660 Neo Classic Concept」をベースに、市販化へ向けた量産検討を行うためのモデルだ。
オートサロン終了後は各地で展示された後、しばらく近況を聞けずにいたが、8月19-20日に開催されたEnjoy! Honda（ツインリンクもてぎ）、そして8月26-27日に開催されたSUPER GT第6戦（鈴鹿サーキット）のパドックエリアにて、突如として車両が展示された。
車両自体は、1月の展示から変更はないものの、実車を初めて間近で見るというファンも多く、来場者からは大きな注目を集めていた。来場者からは「いつ市販するのか？」「市販するとしたらいくらぐらいになるのか」と言った質問が多く寄せられたが、残念ながら現段階ではどちらも明確に発表できる事柄がなかった模様。
しかしながら来場者へ実車を展示し、その印象や、もし市販するとしたら車両価格は？ 販売方法は？ など細かなヒアリングが行われた模様で、どのような形になるにせよ、市販化に向けて一歩ずつ歩んでいるということは間違いなさそうだ。できれば新車コンプリート販売だけでなく、車両をお預かりして架装という形でも販売できれば、すでにS660を購入した現オーナーに対しても訴求できるし、販売台数も見込めそうな気がするのだけど…… いずれにせよ今後の動きに大注目の１台だ。
（TEXT：Kentaro SABASHI 佐橋健太郎）