欧州で「CR-Vハイブリッド」初披露
9月16日より一般公開がスタートするフランクフルト・モーターショー。世界有数の規模を誇るこの自動車ショーにおいて、ホンダは「アーバンEVコンセプト」を発表することがすでに明らかになっているが、さらに『CR-Vハイブリッド・プロトタイプ』も披露されることが発表された。
北米やアジア諸国で販売されている現行CR-Vをベースに開発されたCR-Vハイブリッドは、2リッター直列4気筒i-VTECエンジンと2つのモーターを組み合わせた「i-MMD」（インテリジェント・マルチモード・ドライブ）を搭載。
ハイブリッドシステムの基本構成としてはアコードやオデッセイに搭載されるものと同様で、ハイブリッドモード／EVモード／そして高速走行や力強い加速が欲しい時などは、エンジン出力も駆動力として使用される。
新型CR-Vハイブリッドについては、すでに東風ホンダが中国市場に展開するモデルとして「CR-V SPORT HYBRID」が発表されているが、こちらの燃費数値は4.8L/100km（中国総合燃費モード）と発表されている。
1.5リッター・ターボやディーゼル、そしてこのハイブリッドと幅広いパワートレインが用意される5代目CR-V。せめてこのハイブリッドだけでも、日本市場への再導入を期待したいところだが……
（TEXT：Kentaro SABASHI 佐橋健太郎）