CR-Vにハイブリッドが追加設定!
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残念ながら日本市場からは姿を消してしまった、元祖都市型SUVの「CR-V」。初代モデルは1995年に登場し、その後は4世代に渡って販売。世代を重ねるごとに販売地域は拡大していき、先代となる4代目モデルRM型は北米や欧州だけでなく中国や韓国、さらにアジア諸国でも人気となった。
そんなCR-Vは2016年に5世代目に進化。人気の中心である北米市場にまず投入されたが、注目は一新されたパワートレイン。従来型の2.4リッターに加え、新たに1.5リッター直噴ターボが搭載された。そんな5代目CR-Vに、待望のハイブリッドモデルが追加される。
2017 上海モーターショーにて世界初公開された「CR-V HYBRID」は、パワートレインに2モーターの「スポーツハイブリッド i-MMD」を搭載。力強い走行性能と優れた環境性能を両立するとともに、安全運転支援技術の「ホンダセンシング」をはじめとする充実した装備を採用。2017年後半より中国市場で発売が予定されている。
このCR-Vハイブリッドをはじめとし、ホンダは今後も電動化に向けた商品の投入。2018年には中国市場専用モデルとなる新型電気自動車の発売も待ち構えているそう。中国市場は爆発的に販売台数が増えているという側面はあるにしても、アキュラTLX-LプロトタイプやCR-Vハイブリッドといった魅力ある車種が初公開&投入されているのを見ると、日本のホンダファンとしては複雑な気持ちになる部分はあるのだけれど……
(TEXT:Kentaro SABASHI 佐橋健太郎)