新型シビックSiは1.5Lターボ×6MT
11月15日よりプレスデーが開幕したロサンゼルス・オートショーにおいて、北米シビックのスポーティグレード・Siが発表されました。10世代めとなる現行モデルをベースとする新型シビックSiは、1.5リッター直噴ターボ・エンジンに6速MTの組み合わせ。ボディ・バリエーションはクーペのほかセダンにも設定されます。
専用のエアロパーツを装着し、フロントグリル運転席側に「Si」のエンブレムが装着されるのは先代モデルと同様。しかしエンジンは従来の2.4リッターDOHC i-VTECから、1.5リッターDOHC直噴ターボへとダウンサイジングされました。トランスミッションは6速MTのみ。
前後バンパーやリアウイングは、ホンダ・ファクトリー・パフォーマンス(HFP)製。マフラーはオーバル形状のセンター出しで、周囲をクロームメッキで飾られます。これらの手法はクーペとセダン共通の模様。
インパネデザインは現行の10代目シビックと同様。6速MTのシフトノブは従来と同様のSi専用タイプ。肉厚なスポーツシートは赤いステッチと、座面にはSiのロゴが刺繍で記されます。
最高出力など詳細なスペックは未発表ですが、同形式のエンジンを積む次期CR-Vが190hpだから、Siは大台に載せてくるか!?という期待も高まります。次期シビック・タイプRは日本導入が囁かれていますが、アチラはおそらく500万円前後となりそうな高額車両。このシビックSiがあれば、86あたりといいライバル関係になり、若い層にもアピールできそうな気が……