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インディカー・シリーズ第13戦 結果

2016 インディカー・シリーズ第13戦が、アメリカ中西部のオハイオ州ミッドオハイオ・スポーツカーコースにて開催された。全長2.258マイルのロードコースを90周で争われるレースでは、予選20番手からスタートした佐藤琢磨選手が決勝レースで大躍進の走りを見せた。

決勝レース中のほとんどの周回をトップ5圏内で走行していた佐藤琢磨選手だったが、4番手を走行中の残り5周というところで、後方を走るセバスチャン・ブルデーがターン4でブレーキをロックさせ佐藤琢磨選手のマシンに追突。2台揃ってコースアウトを喫してしまう。

佐藤琢磨選手はコースに復帰し、猛追するジョセフ・ニューガーデンのアタックを凌ぎきり、9位でフィニッシュとなった。予選順位こそ20番手だったものの、素晴らしい作戦や素早いピットストップ、好調なマシン、またイエローコーションのタイミングにも恵まれ、9位入賞となった。

【インディカー・シリーズ第13戦 決勝リザルト】
1位 22 シモン・パジェノー
2位 12 ウィル・パワー
3位 26 カルロス・ムニョス
4位 15 グレアム・レイホール
5位 5 ジェームズ・ヒンチクリフ
6位 18 コナー・デイリー
7位 20 S.ピゴット
8位 83 チャーリー・キンボール
9位 14 佐藤琢磨

次戦ABCサプライ500は、8月20〜21日にポコノにて開催される。

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佐藤琢磨コメント(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
「なんて1日でしょう! チームの活躍は信じられないほど素晴らしいものでした。ラリー・フォイトは完璧なストラテジーを導き出してくれました。もっともピットに入った段階では、やや楽観的すぎる判断に思われましたが……。その後、都合のいいタイミングでイエローが提示され、順位を上げることができました。そこからは精一杯戦いました! まるで、毎ラップが予選アタックのようでした。最後のピットストップでは、ABCサプライ・チームのメカニックが最高の働きをしてくれました。その後、僕は4番手争いを演じることになります。最後の最後にブルデーに追突されたことは本当に残念でしたが、それでも9位でフィニッシュできたので、2戦続けていい結果を残すことができたと思います。シーズン終盤のレースも楽しみにしています」